カテゴリ
全体 daily life (日々) travel (海外) travel (国内) my grandson(孫) hiking (山歩き) food related (食) books (読書) show (物) art (美術館) learning (学び) movies (映画) kimono (着物) cat (猫) medaka (メダカ) 未分類 検索
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
13日の朝日新聞「日曜に想う」で、 カズオ・イシグロとイタリアのパオロ・ジョルダーノが リモートで公開対談をしたことが書かれていた。 3月に世界同時出版された『クララとお日さま』を読んだ ジョルダーノが 「コロナ危機が始まってからずっと、私はフィクションと 関わる気持になれませんでした。 でも、あなたの新作で、また戻ることができました」と語ったと。 15日の朝、早くに目が覚めたのでNHKラジオをたまたま聞いたら Ishiguro作品の翻訳家、土屋正雄へのインタビューで、 「カズオ・イシグロの世界を流麗に訳す」という番組だった。 新作のタイトルは、 最初は編集部で「クララと太陽」の提案があったが ご自身が「クララとお日様」を考えていて その後「クララとお日さま」となったとか。 イシグロ作品は、奥さんと娘さんの厳しい検閲を受けるそうで 2人からOKが出たのが一昨年の暮れ、 原稿が届き、訳し始めたのが昨年の4月だったとか。 ご本人は、翻訳者として 「原文を受け取って、翻訳して日本語版を出すのが仕事であり、 どの言葉をどう訳すかが、訳者の領分である。 事実関係などで明らかにおかしい時は、問い合わせることもあるが、 その他は、翻訳者の裁量でやっていいのではないか」と。 今回は、作者イシグロから クララが使う言葉についてメモが届いたとか、 興味深い話が聞けた。 そして本日16日、また朝早く目が覚めたので、 (夜はテレビを見ないので、早寝早起きが習慣になっている) 先週の高橋源一郎の「飛ぶ教室」を聴いてないと思い、 聴き逃しをつけたら、ヒミツの本棚で、こちらも『クララとお日さま」だった。 そして、きょうのセンセイは柴田元幸さん。 雑誌MONKEYで『リア王』を訳されたとか。 これも、買いたくなる。 kindleには、Klara and the Sunも入っているのだけれど、 最近脳がスカスカで読んでない。 土屋正雄の訳本も買うことになりそうな予感。
by maginotes
| 2021-06-16 10:35
| books (読書)
|
ファン申請 |
||